ライブ配信は楽しい一方で、視聴者間のトラブルや権利関係の問題が、ライバーの活動を一瞬で止めるリスクをはらんでいます。SHOWROOMには通報・ブロック・防御モードといった安全機能が用意されており、音楽や画像の利用についても権利ルールが定められています。これらを理解しているかどうかで、ルーム運営の安定性は大きく変わります。
ここでは、SHOWROOMが公開している違反・迷惑行為への対処機能と、権利に関するガイドの内容をベースに、通報の4パターン、ライバー側・視聴者側のブロック機能、ルーム自動入室防止、防御モードの仕組み、配信時の音楽著作権、画像・動画に関する権利、ルーム画像・アバターでよくあるNG事例まで、ルーム運営に必要な要点を整理します。
違反・迷惑行為に対する5つの機能
配信中または視聴中に違反・迷惑行為を発見した場合、利用できる機能は次の5つです。
- 通報機能:全ユーザー対象。違反・迷惑行為を行うユーザーをサポート窓口に通報できる
- コメントブロック機能(ライバー側):ライバーが自身のルームで、特定ユーザーのコメントをブロックできる
- ファンルームの投稿削除機能(ライバー側):ライバーが自身のファンルームの投稿を削除できる
- ミュート/ブロック機能(視聴者側):視聴者が他の視聴者のコメントを非表示にできる
- ルーム自動入室防止機能(視聴者側):任意のルームへの自動入室を防止できる
それぞれ役割が異なるため、状況に応じて組み合わせて使う運用が現実的です。
通報機能の4パターン
通報内容はSHOWROOMサポート窓口に送信され、審査・調査のうえ対応が検討されます。通報方法は4パターンです。
- 配信ルーム内でライバーを通報する:ルーム右上の「︙」→「通報」→違反種別と内容を入力
- 配信ルーム内で視聴者が他の視聴者を通報する:該当視聴者のアバターをクリック→「通報」→違反種別・違反箇所・違反内容を入力(通報と同時にミュートが既定でオン)
- 配信ルーム内でライバーが視聴者を通報する:視聴者のアバターをクリック→「通報」→違反種別等を入力(通報と同時にコメントブロックが既定でオン)
- ファンルーム内で視聴者の投稿を通報する:投稿右横のメガホンマークをクリック→ダイアログでOK
通報結果は他のお客様の情報にあたるため、個別の案内はありません。誤って通報した場合でも、サポート窓口で順次確認されたうえで、問題があると判断された場合のみ対応が行われる仕組みです。
通報の事実は相手側に通知されません。
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Amazonで見てみるライバー側のコメントブロック(24時間制限)
ライバーが自身のルームで視聴者をコメントブロックすると、当該ユーザーは24時間、ルーム内コメント・ファンルーム投稿・推薦コメント投稿ができなくなります。制限中に投稿しようとすると、制限されている旨が表示される仕様です。
操作手順
- 配信ルーム内で該当視聴者のアバターをクリック
- 「コメントブロック」をクリック
- ダイアログの内容を確認し、「ブロックする」をクリック
ブロックした視聴者と制限期間の確認は、「配信管理」→「ブロック一覧」から行えます。誤ってブロックした場合は、同画面の「ブロックを解除」をクリックすることで解除可能です。
短時間で複数の違反コメントが発生したときに、通報と同時にコメントブロックを行うことで、配信中の場を素早く整えられます。
視聴者側のミュート/ブロックと自動入室防止
視聴者が他の視聴者のコメントを非表示にしたい場合、ミュート/ブロック機能が利用できます。
- 該当視聴者のアバターをクリック→「ミュート」または「ブロック」を選択
- ミュート/ブロックしたユーザーのコメントは、そのルームに滞在中の自分の画面にのみ非表示になる
- 一度ルームを退室するとリセットされ、再入室時には再度表示される
- iOSアプリ版では「ミュート」、Androidアプリ版では「ブロック」と表示されるが、機能内容は同じ
設定内容は相手に通知されません。
ルーム自動入室防止機能は、特定のライバーのルームへ自動遷移で入室しないようブロックする機能です。配信終了後に該当ルームへ自動遷移する仕様を避けたい場合に使えます。
トップページの一覧には通常通り表示されますが、入室しようとするとダイアログが出るため、「退室」または「解除」を選択する形になります。
防御モード発動の仕組み
SHOWROOMでは、視聴者による一定の違反行為が繰り返された配信で、配信中に「防御モード」が発動する機能があります。
携帯電話番号(SMS)認証をしていないアカウントによる違反行為が一定回数を超えると発動し、防御モード発動中はSMS認証済みアカウントのみが次の書き込みを行えます。
- 配信中のライバーへのコメント
- ファンルームの投稿
- 推薦コメントの投稿
ライバー側は通常通り配信を続けて問題ありません。視聴者側で書き込みができなくなった場合、SMS認証が未完了であることが原因の可能性があります。
普段からSMS認証を済ませておくことで、防御モード発動時にもコメントできる状態を保てます。
なお、複数アカウントを用いた不正な応援行為は禁止されています。SMS認証済みであっても、不正な挙動と判断されればポイント減算等の対象になる場合があります。
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Amazonで見てみる配信時の音楽著作権(JASRAC/NexTone申請)
配信で音楽を流す場合、楽曲の権利関係を確認する必要があります。SHOWROOMでは、JASRACとNexToneの管理楽曲を「インタラクティブ配信」の項目で確認したうえで、SHOWROOM内の使用楽曲管理ページから申請する運用です。
運用上のポイント
- JASRAC管理楽曲は曲数の制限なし
- NexTone管理楽曲は2024年4月より月ごとの利用可能曲数に上限あり
- 申請は楽曲を使用した放送の回数分行う
- 同一楽曲を複数回使う場合も、放送の回数分申請する
- 一度に申請可能な曲数は5曲まで
利用可能曲数を超えての楽曲使用、虚偽の申請、実態と異なる申請があった場合は、アカウント停止等の処置がとられる可能性があります。配信前に申請を済ませる運用を習慣化しておくと安全です。
著作隣接権(原盤権)の扱い
楽曲を配信する際、JASRAC/NexToneへの申請とは別に、著作隣接権(レコード製作者の権利、いわゆる原盤権)にも注意が必要です。
- カラオケBOXでのカラオケ配信:カラオケBOX(店舗)およびカラオケ事業者等の許諾が必要
- 自宅でのCDのカラオケトラックを使った配信:レコード会社等の許諾が必要
- アカペラ・弾き語り:音楽著作権上問題なければ配信可能
- SHOWROOMのカラオケ機能を使ったSHOWROOM内配信:許諾不要
元の曲を大きく変えて歌唱した場合、権利者から「著作者人格権」に基づく主張をされる可能性があるため、アレンジを大きく加える場合は注意します。
SHOWROOM公式カラオケ機能やJASRAC・NexTone管理楽曲の具体的な扱いについては、SHOWROOMの著作権とカラオケ機能で配信中の音源利用ルールをまとめた記事もあわせてご覧ください。
画像・動画の権利と肖像権・パブリシティ権
楽曲以外にも、画像・動画の利用には著作権が関わります。有名キャラクター、インターネット上の他人の画像・動画を無断で利用することは、著作権侵害にあたる可能性があります。
バナー作成時にも注意が必要です。
他人の顔・姿、有名タレントやアーティストの肖像・写真を無断で使用することは、肖像権またはパブリシティ権の侵害にあたる場合があります。これらの画像を無断で使用することは避けます。
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Amazonで見てみるルーム画像・アバターでよくあるNG事例
権利が関わるため、無断で使用してはいけない代表例は次の通りです。
- ルーム名:漫画の名前、ドラマ・映画のタイトル(商標権等)
- ルーム画像:有名アイドルグループやアーティストのロゴ、有名人の顔写真(著作権、パブリシティ権等)
- ルーム内の動画:自分が権利を持たない第三者が制作した動画(著作権等)
- アバターのイラスト:アニメやゲームのキャラクター(著作権等)
これらは法律に基づいた注意点であり、無断使用は懲役刑や罰金を科せられる恐れもあります。少しでも不安があるものは、基本的に使わない判断が安全です。
オリジナルアバターを申請する際の審査基準や禁止モチーフの詳細は、SHOWROOMアバター制作の審査基準と通過しやすいデザインのコツをまとめた記事もあわせてご覧ください。
不適切な単語の伏字表示について
ルーム内で不適切な単語が含まれている場合、投稿したコメント等が星(☆)で表示される場合があります。意図しない発言でも表示されることがありますが、健全なサイト環境を保つために設けられている仕組みです。
こんな場合には、EXiSTもおすすめです
通報対応や著作権の確認は、配信に慣れていないと一人で抱え込みやすい領域です。EXiSTでは沖縄を拠点に、ライバー活動全般のサポートを行っており、配信中のトラブル対応の整理や、楽曲利用・コンテンツ運用の基本ルールの共有を含めて伴走しています。
安心して長く活動したい方は、EXiSTのオーディションから相談を始めてみてください。
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Amazonで見てみるまとめ
- 通報は4パターンあり、ライバー側はコメントブロックと同時に通報できる仕組み
- ライバー側のコメントブロックは24時間制限、視聴者側のミュートは退室時にリセット
- 防御モードはSMS認証なしアカウントの違反が一定回数を超えると発動する
- 配信時の楽曲利用はJASRAC/NexToneの申請と原盤権の確認が必要
- ルーム名・ルーム画像・アバターでの他者著作物の無断使用は著作権・肖像権・パブリシティ権の侵害になり得る