SHOWROOMで配信を続けていくうえで、収益構造の中心にあるのが「SHOWランク」と「タイムチャージ」の2つの仕組みです。SHOWランクは配信スコアに応じて毎日変動するライバー個別のランク制度で、B-5以上に到達すると配信した時間に対する報酬であるタイムチャージが発生します。さらに、その受け取り方は「フリーライバーがジュエルとして直接受け取る形」と「公式ライバーが所属オーガナイザー(事務所)経由で受け取る形」の2系統に分かれており、支払いサイクル・還元率は事務所により条件が変わります。本記事では、SHOWランクの動き方、タイムチャージの単価表、配信時間の上限、そしてフリーと公式で異なる収益フローを整理し、これから事務所所属を検討する方の判断材料を提示します。
【SHOWランクとタイムチャージ】公式ライバーの収益構造を解説
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SHOWランクとは何かを整理する
SHOWランクは、SHOWROOMが公式ライバー・フリーライバー全員に付与しているランク制度です。SS〜Cまでのランク帯が用意されており、各帯のなかにB-1〜B-5のように段階が設けられています。
ランクは毎日更新されており、配信状況や視聴者からのギフティング、イベント参加などを通じて獲得した「配信スコア」を基準に動きます。
詳細はSHOWROOMの収益構造をフリーライバーと公式ライバーの違いから解説した記事をご確認ください。
ランクが上がると2つのメリットが生まれます。ひとつは対象ランクが指定されているイベントに応募できるようになること、もうひとつはB-5以上に配属された場合に、配信した時間に対してランクに応じた「タイムチャージ」が支払われることです。
つまり、SHOWランクは見栄えの指標ではなく、配信参加機会と直接的な報酬の両方に紐づく実利の伴うランク制度として設計されています。
配信スコアとSHOWランクの上下動
ランク変動の入力値となるのが配信スコアです。配信スコアは「SHOWポイント」「イベントボーナス」「パフォーマンスボーナス」の3要素で構成されています。
SHOWポイントは配信中に獲得した有償ポイントとレインボースターのポイントから算出されます。なお、イベント貢献ポイントの2.5倍ボーナスや、まとめてギフティング(連打モード)の上乗せ分はSHOWポイントには含まれません。
イベントボーナスは、参加中のイベントの結果に応じて加算される項目で、配信開始前にイベントへ参加していることが条件になります。パフォーマンスボーナスはギフティングをした人数や無料ギフトのポイント数を入力としてSHOWROOM独自の計算式で算出されます。
Show Goldとギフトの仕組みをSHOWROOM課金とギフティングの観点で解説した記事もあわせてご覧ください。
ランク帯ごとの動き方には差があります。C-1〜B-4までは配信に慣れていただく期間という位置づけで、ポイントのリセットや定員制限が設けられていません。
一定の配信スコアに達すれば全員が昇格できる構造です。一方、B-5以上は各ランクごとに定員が設定されており、他のライバーの達成状況によって必要スコアが変動し、降格の可能性も生じます。
SS-5〜B-5に配属されたライバーは毎月1日0:00にポイントが一定値までリセットされるため、月ごとの配信実績が翌月のランクに反映されていく流れです。
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Amazonで見てみるタイムチャージの仕組みと単価表
タイムチャージは、SHOWランクがB-5以上の場合に配信時間そのものに対して支払われる報酬制度です。毎月、前月末23:59:59時点のSHOWランクが、翌月のタイムチャージ単価の基準として確定します。
たとえば5月31日23:59時点のSHOWランクがB-1であれば、6月中のタイムチャージはB-1単価で計算され、6月途中でA-5に昇格しても当月の単価は変わりません。
ランクごとの単価は公式・フリーライバーに関わらず同一で、次のとおりです。
| ランク | 1時間あたりの報酬額 |
|---|---|
| SS-5 | 10,000円 |
| SS-4 | 6,600円 |
| SS-3 | 5,000円 |
| SS-2 | 4,300円 |
| SS-1 | 3,600円 |
| S-5 | 3,300円 |
| S-4 | 2,700円 |
| S-3 | 2,000円 |
| S-2 | 1,300円 |
| S-1 | 1,000円 |
| A-5 | 830円 |
| A-4 | 770円 |
| A-3 | 730円 |
| A-2 | 700円 |
| A-1 | 670円 |
| B-5 | 30円 |
ご覧のとおりB-5は1時間あたり30円ですが、A帯に入ると数百円台、S帯に入ると1,000円〜3,300円、SS帯に到達すると数千円〜10,000円という構造です。ランク帯の壁を1段超えるごとに単価が大きく変わるため、安定したA帯やS帯到達を中期目標に据える方が多くなっています。
配信時間の上限を意識する
タイムチャージが計算される配信時間には日次・月次の上限が設けられています。
- 1日の上限時間は4時間で、毎日AM0:00にリセットされます。
- 月の上限時間は30時間で、毎月1日AM0:00にリセットされます。
配信時間は1分単位でカウントされ、秒数は切り捨てとなります。日や月を跨ぐと配信時間はリセットされますが、上限を超過した分のタイムチャージは支払われません。
たとえばS-5に配属されているライバーが月に35時間配信した場合、超過分は切り捨てられ、30時間分として3,300円×30時間=99,000円の支払いになります。
この上限設定により、長時間配信を物量で積み上げるよりも、上限の30時間を使い切る前提でランクを引き上げ、1時間あたりの単価を改善していくほうが報酬カーブとして合理的になります。
フリーライバーと公式ライバーで異なる受け取り方
タイムチャージで発生した金額は、立場によって支払いルートが分かれます。
フリーライバーの場合は、配信時間に応じた金額が1円=1ジュエルとして付与されます。獲得したジュエルは月末締めの翌月払いでまとめてアカウントに反映され、900ジュエル以上貯まった時点でご自身のタイミングで換金申請が可能です。
ジュエルからの換金は1ジュエル=1円換算で、消費税を加算したうえで源泉徴収税と振込手数料を差し引いた金額が指定口座へ振り込まれます。
参考:SHOWROOMジュエル換金の流れを900ジュエルから本人確認まで詳しく解説した記事
公式ライバーの場合は、所属しているオーガナイザー(事務所・企業勢)に対してSHOWROOMから支払いが行われます。タイムチャージは分配金と同様に月末締めの翌月払いでまとめて精算され、振込手数料を下回る場合は持ち越しの扱いとなります。
ライバー本人がいくら受け取るかは事務所の還元設計次第で、支払いサイクル・還元率は事務所により条件が異なるため、所属前に必ず契約条件を確認しておきたいポイントです。
報酬・収入は配信状況により個人差があります。本サービスが特定の収入を保証するものではありません。
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Amazonで見てみるランクと収益の関係を踏まえた配信設計
タイムチャージ単価とランク帯の関係を踏まえると、配信設計のうえで意識しておきたい論点が見えてきます。
第一に、B-5の壁を越えてA帯に乗せられるかどうかで時間単価が大きく変わります。B-5は30円ですが、A-1は670円、A-5は830円と、同じ配信時間でも回収できる金額に20倍以上の差が出ます。
ここを超えていくには、有償ギフトの獲得、イベント参加、無料ギフトを含むギフティング人数の確保といった、配信スコアを構成する3要素にバランスよく取り組む必要があります。
第二に、毎月1日0:00のポイントリセットを前提とすると、月の前半に勢いをつけ、後半にランク達成基準を超えるシナリオを作りやすくなります。月末23:59:59時点のランクが翌月のタイムチャージ単価の基準となるため、月末直前にひと押しできるイベントへの参加設計が効いてきます。
第三に、月30時間の上限に到達するペースで配信を組み立てる前提に立つと、配信の質を上げる時間配分や、ランク帯を引き上げるための準備時間を計画的に確保しやすくなります。
報酬・収入は配信状況により個人差があります。本サービスが特定の収入を保証するものではありません。 (税金・確定申告については最寄りの税務署または税理士にご相談ください。本記事は一般情報の提供を目的としており、個別の税務判断を保証するものではありません。)
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SHOWランクとタイムチャージの仕組みを理解したうえで、「配信スコアを安定して伸ばす設計」「事務所所属で公式ライバーとして活動する選択肢」を検討したい方には、ライバー事務所への所属も有力な選択肢になります。EXiSTは沖縄県を拠点に、SHOWROOMを含む複数プラットフォームで配信サポートを行っているライバー・Vライバー事務所です。
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まとめ
- SHOWランクはSS〜Cまでの帯で構成され、配信スコアに応じて毎日変動するライバー個別のランク制度です。
- 配信スコアはSHOWポイント・イベントボーナス・パフォーマンスボーナスの3要素で算出され、B-5以上で初めてタイムチャージが発生します。
- タイムチャージ単価はランクに完全連動し、B-5の30円からSS-5の10,000円まで階段状に設計されています。
- 配信時間の上限は1日4時間・月30時間で、超過分はタイムチャージの対象外です。
- フリーライバーはジュエルとして直接受け取り、公式ライバーはオーガナイザー経由で受け取る形となり、支払いサイクル・還元率は事務所により条件が異なります。
よくある質問
Q SHOWランクタイムチャージとはどんな収益ですか?
Q SHOWランクとは何ですか?
Q タイムチャージはどのように支払われますか?
Q タイムチャージの配信時間に上限はありますか?
Q 配信スコアはどう加算されますか?
ライブ配信を始める際には、事務所に所属したほうがいいの?
ライブ配信を行う場合、事務所に所属しながら活動を行う方法と、1人でフリーライバーとして活動を行う方法があります。
所属する際のメリット・デメリットとしてよく挙げられる比較がこちらです。
メリット
- 様々なサポートを受けられる
- 有名な事務所だと、すぐに伸びやすい
- 企業案件を受けやすくなる
デメリット
- 還元率が下がる
- ノルマのある場合がある
- 一部の活動などが制限されてしまう
事務所によっても特徴などは大きく変わってくるので、よく比較検討を行った上で所属を検討してください。
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※ 内容は記事執筆時点の情報です。最新の規約・仕様は各配信プラットフォーム公式サイトをご確認ください。